バルセロナのMF、セスク・ファブレガスがチェルシーと個人条件で合意したと『El Mundo Deportivo』が報じている。

チェルシーとバルセロナはクラブ間で条件に合意していないが、既に27歳のスペイン代表とチェルシーは個人条件で合意しているとの事。バルセロナは移籍金として2990万ポンド(約51億円)を望んでいるという。

セスクのイングランド復帰はこの夏の移籍ウィンドウで最もホットな話題の1つだ。チェルシーはフランク・ランパードの退団が決定したため、後釜としてセスクに白羽の矢を立てたといわれている。また、マンチェスター・ユナイテッドにもセスク獲得の噂が浮上しているが、新監督に就任したルイス・ファン・ハールのファーストチョイスはローマのケヴィン・ストロートマンやヨルディ・クラーシなどであると報じられており、この数日の間にセスクの移籍が大きく騒がれ出してからは名前が浮上していない。

なお、『El Mundo Deportivo』によれば、セスクは2003年から2011年まで過ごしたアーセナルへの復帰を望んでいたようだが、セスクのポジションにはメスト・エジルとサンティ・カソルラが在籍しているため、クラブのバランスを考えて、アーセン・ヴェンゲル監督は他のポジションへの投資を望んでいるとのこと。

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