バルセロナがスペイン代表MF、セスク・ファブレガスを3000万ポンド(約51億円)で売却すると噂されているが、アーセナルとマンチェスター・シティはオファーを送る気がないようだ。『Telegraph』が報じている。
アーセナル時代の実績からプレミアリーグのチームから引く手あまたの存在であるセスク。特にマンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、チェルシーが強い興味を示しており、所属のバルセロナは問い合わせたクラブに対して3000万ポンドの移籍金であれば売却可能な旨を伝えたといわれている。
シティは最もセスクの獲得に近いクラブだと目されていた。中盤の要であるヤヤ・トゥレがクラブに不満があることを仄めかしている事から代わりの選手としてセスクの移籍が騒がれていたが、クラブ側が興味がない事を明らかにしている。
そしてセスク本人はイングランドへ戻るという希望があるようだが、古巣のアーセナルがあまり興味を持っていない事に失望しているといわれている。これは昨年の夏にメスト・エジルをクラブレコードの4200万ポンド(71億円)で獲得している事が要因であり、指揮官のアーセン・ヴェンゲルはセスクをチームに組み入れる事が難しいと考えているようだ。
リヴァプール、チェルシー、そしてマンチェスター・ユナイテッドの3クラブは昨年の夏にもセスク獲得に乗り出したクラブだ。共に3000万ポンドでオファーを送ったがバルセロナ側に断られている。1年経ち、バルセロナは同額での売却が可能と伝えたようだが、クラブ側は27歳のセスクをどのように評価するのだろうか。