ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクは、チェルシーのストライカー、ロメル・ルカクの獲得に名乗りをあげている。
今季、ローン先のエヴァートンにおいて、リーグ得点ランキング9位の15ゴールを記録したルカク。『Daily Express』によると、ロシアリーグで2年連続CSKAモスクワに次ぐ2位に終わったゼニトは彼の獲得に向け、2000万ポンド(およそ34億円)を準備していると伝えている。
ゼニトの現監督は、2011年から2012年にかけてチェルシーを率いたアンドレ・ヴィラス=ボアスであり、両者はちょうど同時期に監督と選手の関係であった。
ルカクにはトッテナムも興味を示しているほか、当然のようにエヴァートンが完全移籍での獲得を検討中。チェルシーは21歳のベルギー代表FWの移籍金を新戦力獲得に使うとも報じられており、それぞれの判断が注目される。