『Fox Sports』は「オーストラリア女子代表監督を務めているアレン・スタイチッチ氏は、日本の経験を警戒している」と報じた。
現在ベトナムで開催されている2014年度女子アジアカップ。グループAの1位、2位となったオーストラリア代表、日本代表が決勝まで勝ち上がり、初戦のリターンマッチで優勝が争われることになった。
準決勝で中国を相手に延長戦まで戦った日本代表と比べ、オーストラリア代表はよりフレッシュな状態。しかしスタイチッチ監督は「むしろ90分で決めたい」と、日本の粘り強さに警戒を見せた。
アレン・スタイチッチ オーストラリア女子代表“マチルダス”ヘッドコーチ
「(日本は準決勝で延長戦を戦っているが)
自分たちの立場を考えれば、120分に持ち込まれるよりも、90分を選ぶ。日本はこれまで試合を支配してきた。
我々はアジアのチャンピオン。彼らは世界チャンピオンでオリンピックの銀メダリストだ。彼らはとても上品な選手、宮間あやと9番の川澄奈穂美を備えている。
両国にとって非常に重要な試合になる。彼らは初のアジアカップを勝ち取りに来るだろう。我々はタイトルを保持しようと挑戦する。
どちらかのチームが、少し歴史に名を刻むことになるんだ」