PSGのストライカー、エディンソン・カバーニは、昨夏加入したばかりのフランス王者を一年で離れ、プレミアリーグに渡る決意をしているようだ。
今週末にもリーグ連覇を決めるPSGにおいて、エースのズラタン・イブラヒモヴィッチに次ぐリーグ得点ランキング2位の16ゴールを記録しているカバーニ。しかし『Daily Express』によると、彼はこの夏にもフランスを離れたがっており、プレミアリーグの中ではチェルシーよりもマンチェスター・ユナイテッドを好んでいるとフランスのメディアに語ったと伝えている。
27歳のウルグアイ代表FWは所属クラブにオファーが届くことを願っており、またチェルシー、ユナイテッドの双方と話し合いの場を設けようとしている。
PSGが昨夏、5400万ポンド(およそ93億円)でナポリから獲得した彼を完全に放出するには、少なくとも5000万ポンド(およそ86億円)の移籍金を要求するとみられる。ただ、『L'Equipe』によれば、チェルシーとの取引では以前から注目するエデン・アザールとのトレードを選択肢に含めているようだ。
2012年にフランスのリールからロンドンのビッグクラブへ加わった23歳のベルギー代表MFは、既に世界屈指の選手へ成長。ただ、先日行われたCL準決勝、アトレティコ・マドリー戦後にチームの戦い方に疑問を呈し、その後ジョゼ・モウリーニョ監督もアザールの守備面でのプレーに対して言及。両者の関係に亀裂が入った可能性が報じられている。