4月16日、『Persianleague.com』は「FIFAはペルセポリスに対して降格処分を言い渡す可能性があると警告した」と報じた。
ペルセポリスは1963年に創設されたイランの強豪チームの一つであり、10万人の収容人数を誇るアザディ・スタジアムを本拠地としていることで知られる人気クラブ。
ちなみにペルセポリスのオーナーはイラン・スポーツ省が務めている。民間に移管されるという話もあったが実現はしておらず、実質的には国営のクラブである。
その点についてはエステグラルも同じであり、共に最近は深刻な財政難であると報じられている。
ペルセポリスは、2009年にクラブの指揮を執ったネロ・ヴィンガタ氏(現イランU-23監督)、およびそのアシスタントコーチのアルナウド・アルヴァーリョ氏に対しての給与が未払いになっているとのこと。
FIFAは10日以内に7500スイスフラン(およそ87万円)を支払わない限り、勝ち点の没収並びに下部リーグへの降格処分を言い渡すと通告したという。