8日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ、チェルシー対PSG。
パリでの1stレグを3-1で勝利し、PSGが優位な立場で迎えた一戦だったが、試合は今季ホームで1敗(CLバーゼル戦)しかしてない2年前の欧州王者が気迫で相手を圧倒。
18分にキープレーヤーの一人、エデン・アザールが負傷交代するアクシデントがありながら、その交代で入ったアンドレ・シュルレが32分に先制点を奪うと、守護神ペトル・チェフの奮闘などで1-0のまま迎えた87分、同じく交代出場のデンバ・バが味方のシュートを押し込み、値千金の追加点。
ジョゼ・モウリーニョ監督も喜びとともに、素晴らしいスピードで選手たちのもとへ駆け寄った。
選手たち一人ひとりに、おそらくこの後のことを語りかける姿が実に“らしい”モウリーニョ監督。(試合後のインタビューによると歓喜よりも実はそれが目的だった模様)
試合は彼の目論見通りそのまま2-0で終了し、トータルスコア3-3、アウェイゴールで上回ったチェルシーが見事準決勝への切符を手にしている。
なお、PSGの中心選手であるズラタン・イブラヒモヴィッチは1stレグで右太ももを痛め、この試合を欠場。
敗退が決まった試合後、インテル時代に1年間同じチームで過ごしたモウリーニョ監督のもとへ近づくと、インタビュー中だったのにも関わらず乱入。
「Good luck」と声をかけてハグし、かつての恩師にエールを送った。
【試合のハイライト】