先日1月26日は、チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の51度目の誕生日だった。

2003-04シーズンにポルトでUEFAチャンピオンズリーグを制し、チェルシーやインテル、レアル・マドリーといったチームでタイトルを奪取し続けてきた真のカリスマ、モウリーニョ。足かけ9年間、実に150試合にわたってリーグ戦のホームゲームで無敗を貫いたその記録は、もはや伝説とさえ呼べるだろう(スタンフォード・ブリッジでは記録は継続中)。

そんなモウリーニョ監督が、自身の誕生日で見せたカッコよすぎるエピソードが現地で話題となっている。

ストーク・シティとのFAカップ5回戦を控えたこの日、スタンフォード・ブリッジの記者席にはこんな物が用意されていたらしい。

こちらは、モウリーニョ監督が記者のために用意したシャンパン。

BBCの記者ジャッキ・オータリー氏がTwitter上で公開したもので、どうやら自身の誕生日を記者たちと祝おうというのだ。これはまさに「お・も・て・な・し」の精神である。

さらにモウリーニョ監督は記者たちに向け「シャンパンは良かったかい?来年はもっとご馳走そうるよ」とのコメントを残したという。

ちなみに試合後、モウリーニョ監督はこのシャンパンのグラスを片手に記者会見に臨んでいる。

モウリーニョ監督のこの発言を受け、現地ゴシップ紙からは「次のシャンパンが来年ということは、もう今年のタイトルは諦めたのか?」との意見もあるが、そんな嫌味よりもっと大切なものがあるだろう。

先日、がん治療から復帰した記者と感動の再開を果たし、その評価を再びあげたモウリーニョ監督。選手やコーチだけではなく、ジャーナリストからの人望もさぞかし厚いに違いない。

モウリーニョ監督


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