イタリア『ANSA』は現地時間14日、ミランが新スタジアムの建築を検討しているようだと伝えている。

現在、インテルと合同でサン・シーロをホームスタジアムとして利用しているミラン。UEFAチャンピオンズリーグの決勝を開催した実績もあるイタリア最大規模のスタジアムだが、シーズン終盤には毎年芝の痛みが目立っていることは多くのサッカーファンも知るところだろう。

そんなミラノでまもなく開幕するのが、ミラノ万博である。

記事によれば、2015年に開催されるミラノ万博の会場の跡地の一部をミランが買い取り、新たなスタジアムを建設するという。キャパシティは6万人規模と現在のサン・シーロよりコンパクトだが、実現すればクラブ保有のスタジアムになる。

ミランはすでに新スタジアム建築に関するビジネスプランをまとめているようで、その建築費の算定も終えているとのこと。シルヴィオ・ベルルスコーニ氏の次女で、現在ミランの副会長を務めるバルバラ氏が調書にサインしたと記事は伝えている。

なお来年行われるミラノ万博だが、5月1日から10月31日にかけて開催される予定。今回のテーマは「Feeding The Planet, Energy For Life(地球に食料を、生命にエネルギーを)」で、日本政府も公式参加することが決定している。


【リンク】2015年ミラノ国際博覧会 日本館 公式サイト

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