関西地方でも春の訪れを感じさせた17日、メアリージュンさんは弟のトレーニングを見学しに京都府城陽市にある東城陽グラウンドを訪れた。未だ公式戦出場の経験がない未来の原石に、温かいエールを送るはずだった。しかしこの後、彼女のもとに意外なメッセージが届くことになる。
弟のサッカーの練習試合を観に行ったら、弟から『本当に申し訳ないけど今日は帰ってくれへんかな?お姉ちゃんには公式戦に呼びたいっていうのが俺の目標でもあるから。』というようなメールが。かっこいいぜ 、弟。 速やかに退散しました✌️
— Maryjun_Takahashi (@Mjtaka1108)
2014, 3月 17
姉のもとに届いたのは、弟からの切実な願いだった。それは同時に、彼が心に秘めていた夢でもあった。
このメールを受け取ったメアリージュンさんは、グラウンドを後にしたという。さらに最愛の弟にこうメッセージを送った。
その日を心待ちにしてるよ!祐治!
#soccer #高橋祐治 pic.twitter.com/wbQjhclXsH
— Maryjun_Takahashi (@Mjtaka1108)
2014, 3月 17
高橋祐治は1993年4月11日生まれの20歳で、 京都サンガユース出身のセンターバック。立命館宇治高等学校との合同プロジェクト「スカラーアスリートプロジェクト」が輩出した選手で、U-18日本代表経験を持つ。
体格に恵まれつつも足元の技術もしっかりとしており、将来性も高い。京都サンガでのリーグ戦出場経験こそないが、「クリスティアーノ・ロナウドとの1対1」を夢見る注目のプレーヤーだ。
高橋祐治にとってのメアリージュンさんは、きっと「姉」以上の存在なのだろう。自らの夢の証人であり、彼女がいることで彼もまた成長できる。練習に見に来た姉を引き返させるほど、彼の誓いは頑なだった。
弟くんがお家に泊まりにきてて、私が寝起きでなぜか『プライドとか~捨てたらまた~』って岡本真夜さんのtomorrowを歌ったら洗面所から『涙の数だけ強くなれるよ〜』と弟くんの歌声が聞こえてきた。
pic.twitter.com/wHRPuxiaev
— Maryjun_Takahashi (@Mjtaka1108)
2013, 10月 16
【リンク】高橋メアリージュンofficial blog 「MARYJUN」