ソチ五輪が盛り上がりを見せる一方、サッカーでも今年、ソ連崩壊後では1994年、2002年に続く3度目のW杯に出場するロシア。4年後の地元開催を前に。名将ファビオ・カペッロ監督とともに初のベスト16進出を目指す彼らのブラジルW杯に向けた新しいアウェイユニフォームが発表された。
ロシアの2014-15アウェイはこれまで通り白をベースに、「宇宙征服者のオベリスク」をモチーフとして取り入れたホームと同様、20世紀の宇宙開発競争時代にちなんだデザイン。
シャツの上部に描かれた半円は地球の輪郭をイメージしており、adidasのデザイナーによれば1961年に世界初の有人宇宙飛行を成功させた、「地球は青かった」という言葉で有名なユーリ・ガガーリン氏が見た地球と同じ視点を再現している。
グラフィック部分は2011年に打ち上げられたロシアの人工衛星「Electro-L 1」によって撮影された写真を使用しているとのことだ。
ロシアのニューモデルは特に軽さをフィーチャーしており、その重さは320g(前モデルは510g)。シャツにはadidasの軽量系フットウェアでお馴染み「adizero」のロゴが入れられている。
ロシアは近年、「宇宙大国」復権を目指しており、そのイメージにもうまくハマったデザイン。パンツとソックスはともに白となっている。