前回の南アフリカW杯予選、プレーオフでスロベニアにアウェイゴールの差で屈したロシア。チームはその後ゼニトを指揮していたディック・アドフォカート監督を経て、EURO2012後に名将ファビオ・カペッロ監督を招聘。今予選では強豪ポルトガルとのマッチレースを制し、2002年の日韓W杯以来となる本大会出場を果たした。
ロシアは2008年にサプライヤーをNikeからadidasへ変更。ソ連崩壊により誕生した新生ロシア代表はそれまで、白をベースとしたユニフォームをホームとして使用していたが、adidasとなってからはソ連時代の“赤”が定着。
14日にお披露目された新ユニフォームも近年の赤とゴールドの組み合わせを継続しており、ベースの赤はバーガンディ系をチョイス。前身頃に入れられた3Dの透かしは、宇宙探査におけるソ連の功績を記念して1964年にモスクワに建てられた「宇宙征服者のオベリスク」(下写真)をイメージしてデザインされたものだそうだ。
後身頃の上部には国旗カラーで“Россия”(ロシア)のプリント。
両袖にワンポイントで入れられたロシアの国旗カラーもなかなかニクイ。
ロシアはこれまで通りとなる、全身同一色でのコーディネート。
2018年のW杯開催国としても注目が集まるロシアは、本日15日にセルビア、19日には韓国と中立地のUAEで親善試合を行う。