11月2日、ペルシアンフットボール・ドットコムは「元スペイン代表DFミチェル・サルガドがロマリオ・スポーツ本部を訪問し、インタビューに答えた」と報じた。
ロマリオ・スポーツは中東でウールシュポルトの代理店を務めており、イランでは代表チームやリーグにさまざまなキットを提供している。その品質が低いと一時期多くの批判を浴びる羽目になったが、現在のところ騒動は沈静化している。
現役引退後にドバイに移住し、現在はトレーニングセンターのディレクターを務めているミチェル・サルガド。今回は6日に開催される科学的フットボール会議に出席するためイランを訪れる予定である。さらにイランサッカー協会との接触も行い、イランとスペインの親善試合の開催を実現するために協議を行うという。
PLDC
ミチェル・サルガド
「(ウールシュポルトのことはご存知ですか?)
もちろん。ずっと昔からね。ウールシュポルトは1993年に僕の街にやってきたが、当時からゴールキーパーにとってはこれしかないようなブランドになっていたね。僕はもちろん選手としては使用しなかったけれど、とても人気があったメーカーだよ。
(ドバイに住んでどれくらい?)
1年と2か月、ここに住んでいる。しかし最初に訪問したのは2003年で、それからも定期的に訪れていたよ。
(この国での生活は満足?)
もちろんさ。家族と一緒にドバイに住んでいるし、この街のこともよく知っている。この都市について言えるのは、常に何らかの新しいものがあるということだね。10年前に初めて足を踏み入れて以来、いつも新しい何かを発見してきた。
(UAEは素晴らしい?)
素晴らしいね。進歩はとても速いし、世界的にも有名になった。簡単なことではないよ。
(イランのサッカーについては?)
ああ。私は少しイランとは縁があるね。監督のカルロス・ケイロスはかつて私のコーチであった人だ。彼はとてもいい人間であり、ワールドカップへイランを導いた。彼らは非常に有能であり、いくつかの試合では10万人の観客を惹きつけたことも知っている。
(イランの選手は?)
もちろん、ヘッドコーチは知っているよ。あとはスペインでプレーしていたネクーナム。彼はいまイランのビッグクラブでプレーしているね。イランの選手にも欧州のトップレベルでやれる者はいると思うが、それには自信が必要になるね。
(将来の計画は?)
サッカーにサヨナラを言うことはとても困難だ。私は5歳の時にサッカーをプレーする方法を学んだ。私の頭がそれ一色というわけではないが、最高のものだったと言える。
私はコーチになることに興味がある。現在私はドバイ・スポーツシティ・フットボールアカデミーのディレクターを務めている。ここには多くの経験豊富な指導者がいる。生徒も最初は60人だったが、今は600人だ。全てが上手くいっているし、生徒も進歩している。
(アミルホサイン・ハジザデーのビデオを見てください。彼は9歳の天才少年です。ペルセポリスと契約しています)
彼はまだとても若い。このような才能ある若い選手を保持できるのは、クラブにとってはとても素晴らしいこと。出来れば12歳になったらレアル・マドリーのユースアカデミーに彼を引っ張って来たいね」