10月25日、スーパースポーツ・ドットコムは「前カメルーン代表監督のジャン=ポール・アコノ氏は、支払われていない8か月分の給与をサッカー連盟に請求した」と報じた。
ジャン=ポール・アコノ氏は1952年生まれの61歳。2012年9月にデニス・ラヴァーニュ氏の辞任に伴ってカメルーン代表の暫定監督に就任。それなりの結果を残したものの、協会との契約延長交渉がこじれたことから2013年4月限りで退任することになった。
彼の放出に関しては、後に連盟は心臓に病気を抱えていることが理由となったと発表している。
アコノ氏は今回その心臓病の克服に向けて治療を行うことを決断し、そのために必要な資金を求めてカメルーンサッカー協会に未払いの賃金を支払うように求めた。
記事によればその額は8000万CFAフラン(およそ1600万円)であり、これは賃金の八か月分であるという。つまりこの主張が正しければ、アコノ氏は代表監督を務めていた間、一度も給与を受け取れていなかったということを意味する。
なお、カメルーンサッカー連盟はこれを受けて金曜日に声明を発表。この問題についてはカメルーンスポーツ省がすでに処理しているとして、連盟に責任はないと主張している。