ロイター通信は「元カメルーン代表選手のロジェ・ミラは、外国人監督の招聘に動いているサッカー連盟の動きを批判した」と報じた。
ロジェ・ミラ氏はかつてカメルーンのスター選手として活躍し、現在は大使として活動している。42歳という年齢で参加した1994年ワールドカップで得点を決め、最年長ゴール記録を達成していることで知られている。
カメルーンサッカー連盟は先日報じられた通り、現在代表チームを率いているジャン=ポール・アコノ氏との契約延長交渉が不調に終わった(アコノ氏は延長を望んでいるものの、連盟側が拒否)ことにより、公式ウェブサイトで次期代表監督を公募した。
そして、現在はレイモン・ドメネク、スヴェン=ゴラン・エリクソン、アントワヌ・コンブアレ、フォルカー・フィンケなどがその候補に入っていると報じられている。
しかしロジェ・ミラは、ジャン=ポール・アコノ氏が行った仕事を高く評価し、外国人監督を雇う方針を批判した。
Tロイター通信
ロジェ・ミラ
「これまで、ジャン=ポール・アコノ代表監督と彼のアシスタントは、2014年ワールドカップ予選で課せられた任務をほとんど達成している。我々は特に新監督を必要としないし、外国人を招く意味もないだろう。
このような貧しい国に住む我々は、大きな給与が要求される外国人監督を雇うことを望んではいない。アコノが引き続き仕事が出来るように契約をすべきだと思う」