ブンデスリーガ第9節ホッフェンハイム対レヴァークーゼン戦で目を疑うような誤審が起きた。

レヴァークーゼンが1-0でリードした68分、ゴンサロ・カストロからのコーナーキックをシュテファン・キースリンクがヘッド。これはゴールポストの僅か左をかすめてゴールラインを割ったが、その直後信じられないことが起きた。

なんと、ラインを割ったはずのボールがゴール後ろの広告板に当たって跳ね返り、あろうことかゴールネットを越え戻ってきてしまい、これを見た主審がゴールの判定を下したのだ。試合は後半にホッフェンハイムが1点を返すも、1-2でレヴァークーゼンが勝利。まさに、誤審が試合結果を分けてしまった事例と呼ぶことができるだろう。

ちなみに、この試合を担当した主審はドイツ人のフェリックス・ブリッヒ。ドイツでは2004年から審判業をスタートさせ、UEFAのエリートレフェリーにも名を連ねる世界レベルのレフェリーである。今年6月に行われたFIFAコンフェデレーションズカップの日本対メキシコ戦でも笛を吹いている。

世紀の大誤審?

今回の件ではどうやらゴールのネットに穴が開いていたようで、外からボールが侵入してしまった様子。副審は試合前に両ゴールに異常がないかを調べなければいけないが、そちらの怠りから生まれた誤審なのか、はたまた試合中に解れが発生したのは謎である。

機械判定が導入され始めている現代にあって、ドイツでもその議論が活発になることが予想される。

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