レアル・マドリーのMF、サミ・ケディラがアーセナル移籍を望んでいると『Daily Express』が報じている。
ドイツ代表MFはこの夏の移籍マーケットで移籍の噂が飛び交っており、ジョゼ・モウリーニョのいるチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されてきたが、同紙によれば、エミレーツ・スタジアム行きを本人が望んでいるという。
アーセナルは夏の移籍マーケットの閉鎖直前にレアル・マドリーからケディラの同胞であるメスト・エジルを4200万ポンドの移籍金で獲得しており、ケディラも後を追うのではないかとの事。同紙によれば、カルロ・アンチェロッティもケディラの移籍についてオファーに耳を貸す準備があるという。
ケディラは近年のレアル・マドリーでレギュラーを努めてきたが、夏のマーケットでレアル・ソシエダからアシエル・イジャーラメンディが加入しており、スタメンで出場する機会が減るのではないかと予測されている。
アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督が守備的なMFを探している事は周知の事実であり、フリーエージェントのマチュー・フラミニと契約したのは移籍マーケットで希望の戦力を獲得することができなかった為といわれている。ヴェンゲルはケディラの能力を高く評価しているようであり、長期的視野で獲得を検討しているとの事。
ケディラは2010年にシュトゥットガルトからレアル・マドリーへ移籍。81試合に出場している。