7月7日、ア・ボラ紙は「U-20ワールドカップを視察していたガラタサライ監督のファティ・テリム氏は、ポルトガル代表FWブルマのパフォーマンスに驚きを見せた」と報じた。
テリム監督はすぐさまブルマを手に入れるために動き、クラブは800万ユーロを用意し、彼が所属するスポルティング・リスボンにオファーを送る方針を固めたとのことだ。
ア・ボラ氏の取材に対し、ファティ・テリム氏は言葉を濁しつつも、ブルマに対する興味は隠さなかったという。
ア・ボラ
ファティ・テリム ガラタサライ監督
「(ブルマに興味を持っている?) そうだ。しかし、今はそれについて語ることはできないんだよ」
昨季大きなインパクトを残し、多くの注目を集めている弱冠18歳のブルマ。彼の契約は2014年夏までと残り一年になっているが、スポルティングは会長選挙や財政難の影響もあって、ブルマとの接触を3ヶ月前まで行えずにいた。
さらに先日はブルーノ・カルヴァーリョ会長が多忙なスケジュールのため設定されていたブルマとの会談をキャンセルするという事件もあった。
スポルティングは2018年までの契約延長を求めているものの、これまでの報道によれば、ブルマは以前のように残留に前向きであるというわけでもないようだ。