ア・ボラは「イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、スポルティング・リスボンのポルトガルU-20代表FWブルマの獲得に向け、1500万ユーロを用意した」と報じた。
先日報じられたとおり、チェルシーへの復帰が決定したジョゼ・モウリーニョ氏は、ロナウドの後を継ぐとも言われているブルマの獲得を熱望しているという。
しかし、ブルマは世界的に大きな注目を集めており、2014年に切れるスポルティングとの契約の更新も現在は拒否しているため、移籍が濃厚になっている。
そのため非常に競合するクラブが多く、チェルシーは当初500万ドルと設定していた予算を増額。ジョゼ・モウリーニョ監督の強い希望によって、現在ではそれを1500万ユーロまで上積みしているという。
もちろん、スポルティング・リスボン側は自前のスター候補を18歳で引き抜かれるわけにはいかないと慰留に努めているが、SDを務めるブルーノ・カルヴァーリョ氏によれば「奇跡が必要だ」とのことだ。
ア・ボラ
ブルーノ・カルヴァーリョ スポルティングSD
「我々は、これまで保護されていなかった彼の状況を解決するために、最善を尽くしている状況だ。不運なことだが、話し合いに達したのはわずか三ヶ月前だった。
我々は落ち着いている。スポルティングの選手に興味を持つクラブがあるというのは、とても良いことである。それは我々の質の高さを意味しているからね。だが、奇跡は期待しないでくれ。
全ての問題で最善は尽くしている。その一つが、ブルマの契約延長だ」