8位 ロメウ・ルカク (チェルシー)
続々と若手が台頭するベルギーにおいて最も期待されている若手であるロメウ・ルカクは今季ウェスト・ブロムウィッチへのローン移籍でその有り余る才能を爆発させた。プレミアリーグで17ゴールを奪い、チームの残留に大きく貢献。来季はチェルシーへ復帰してチャンスを伺う事になる。ドルトムントが興味を持っており、ウェストハム、フラム、スウォンジーなどがローン移籍を狙っているが、ジョゼ・モウリーニョは「NEXTディディエ・ドログバ」として彼に期待を寄せている事だろう。
7位 ルーカス・モウラ (PSG)
ロンドン五輪でも活躍した弱冠20歳のMFはサン・パウロから3800万ポンドの移籍金でPSGへと移籍した。マンチェスター・ユナイテッドも興味を示していたが、若手選手にそれほどの大金を支払う事を好まず獲得を見送っている。だが、その決断は間違っていたようだ。ルーカスは並外れた若手でありトップレベルの欧州サッカーでも適応する事を自らのプレーで証明した。サン・パウロでは128試合で33ゴール。既に代表26キャップを有しており、ネイマールと共にブラジル代表の明るい未来である。
6位 オスカル (チェルシー)
19歳で国際的なタレントである事を証明したオスカルは2000万ポンドの移籍金で昨年の夏にチェルシーへ移籍した。ブラジル代表は自らがスタンフォード・ブリッジの選手に値する事をチャンピオンズリーグのユヴェントス戦ですぐさま証明。既にカカと比べられるまでに評価を高めている。代表では18キャップ刻んでおり既に6ゴール。ルイス・フェリペ・スコラーリのチームの司令塔として来年の母国開催のワールドカップに参戦するのは決定的だ。
5位 ジャック・ウィルシャー (アーセナル)
来季こそアーセナルの10番が完全復活するのは間違いない。負傷により今季の大半を棒に振った21歳のイングランド代表はアルセーヌ・ヴェンゲル率いるアーセナルにとって希望の星だ。既にチームを背負う立場である事を自覚しており、次代のキャプテンとなることも確実だ。