先週末に行われたスウェーデン国内リーグ、ユールゴーデン対ミェルビー戦で前代未聞の珍事が起こった。

前半37分、ユールゴーデンのガーナ人MFユシフ・チブサ―がピッチ中央で倒れたが、ファールの判定はなく、ミェルビー側はそのまま試合を進行。ロビン・ストロムベリが先制点を奪う形となった。

だが、負傷者が出ているにも関わらず、ゲームをストップさせずにゴールを奪ったミェルビーの態度にユールゴーデンのサポーターは激高。ピッチ上にはビール瓶やコインなどあらゆるものが投げ込まれるなど大荒れの展開に。そして、最終的には、その投げ込まれたものがミェルビーのDFグベンガ・アロコヨに直撃するという最悪の事態となり、運営側は続行は不可能と試合の中止を告げた。

なお、当初『ロイター通信』などは、「ビール瓶が直撃した」と報じていたが、その後の情報によると、クリーンヒットしたのは何と「洋ナシ」とのこと。

アロコヨは「かなりの激痛だったので石だと思った」と語っているが、何故スタジアム内に「洋ナシ」が存在していたのかは大きな謎だ。

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