今季中国超級リーグの大使を務めることになった元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム。その初仕事として、先週から今週にかけて中国を訪問し広報活動を行い、25日にパリへと戻ってきた。
しかし、パリ・サンジェルマンのカルロ・アンチェロッティ監督は、ベッカムを週末のモンペリエ戦に招集し、さらに契約延長にも前向きであることを明かした。
「ベッカムが契約を延長してくれれば、私はとても嬉しいよ。(中国への訪問は)彼がPSGと契約する前に提案してきたことであり、こちらも合意している。私も問題ないと思った。
インターナショナルマッチウィークにここに残っていた選手は3日間の休みがあった。ベッカムは4日間だ。ただ一つのトレーニングセッションを逃したに過ぎない。おそらく彼はモンペリエ戦で先発することが出来るだろう」
ただし、チームドクターを務めるドミニク・サヴェリ氏は睡眠の質に言及し、慎重な姿勢も見せている。
「もし彼が5分プレーするのならば全く問題ない。90分であった場合は合理的ではないかもしれない。
それは全て、彼がどれだけ寝たかによる。走るためには必ず必要だ。しかし時差のある国への移動で5日間飛んだわけだから、最適な条件ではない。通常自分のベッドで休んでいるのとは条件が全く違うからね」