30ヶ月のローン移籍でミランへ復帰するのは確実か。残すは年俸交渉のみ?
レアル・マドリーからミランへの復帰を希望しているブラジル代表MFカカだが、ミランは30ヶ月のローン移籍を狙っていると報じられている。しかし、その前に年俸のカットを受け入れなければならないようだ。
ロビーニョとミラノで会食したあとに再び始まったカカのミラン復帰話。これまでにも幾度となく報じられてきた話だが、本人が戻りたい気持ちを表明したのは初めてだった。アドリアーノ・ガッリアーニ副会長はカカの移籍交渉の存在を認めており、移籍の障壁は大きいものの最大限の努力をする事を明かしている。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、交渉は既に始まっており、ガッリアーニとレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は交渉の継続を約束したという。そして、カカがミランに戻ってくるとすれば、レアル・マドリーとの契約が切れる2015年までの30ヶ月のローン移籍になるのではないかと同紙は報じている。通常は考えにくい長期のローン契約だが、現時点でカカの獲得に乗り出しているクラブは無く、レアル・マドリーとの契約が終わる頃に多額の移籍金で売却することが難しいため、残りの契約期間に支払われるカカの報酬を全てミランが負担することで決着を図るのではないかという考え方であろう。長期のローン契約を結ぶにあたって、ミランは年俸500万から600万ユーロ以上をカカに支払うつもりはないようだ。
なお、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はミランにカカが加わる場合、4-3-3の中央の守備的MFで起用される可能性があると指摘している。
(筆:Qoly編集部 L)
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