先日のウェールズとノルウェーの親善試合は4-1でウェールズが勝利した。トッテナムのベイルやアーセナルのラムジーら若い選手が輝きを放つ中、印象的なプレーを見せたのがリヴァプールに所属するベテランのクレイグ・ベラミーだ。彼が経験から多くのものをもたらしていると、キャプテンのラムジーがベラミーを称賛している。
「誰もが新しいクラブに移籍するときは開幕前から興奮している。私は彼が再び彼が輝きを示したと思っている。上手くいけばそれを続けることができるだろうね。クレイグ(ベラミー)は偉大な選手で多くをチームにもたらしてくれるんだ」
「ウェールズは昨年まで結果を得ることはできなかったが、今は新しいうねりが生まれている。そして結果で示すことが出来た。誰もがこのチームの将来は有望だとみることが出来るはずだ。クレイグはまだまだ我々にとって大きな存在だよ。ノルウェーに脅威をもたらしたし、ゴールに向かって疾走することによってそれを示したんだ。我々は長い期間彼をキープすることを望んでいる」
「彼はビッグクラブに良い形で所属しているし、それをキープし続けられるのならば次のW杯までプレーできると確信している。クレイグは最高のプロ選手の一人だ、ドレッシングルームで誰でも意見して議論することも出来る。ベラミーの経験は我々にとって大きな助けになるんだ」
EURO予選では敗退してしまったウェールズだがここ3戦3勝。早くもチームはW杯予選に照準を定めている。代表ではラムジーやベイルなどの才能ある若手が活躍もしているが、その背景にはかつて「問題児」と言われたベテランのベラミーが若手を生かしているのも背景にあるだろう。果たしてブラジルW杯ではウェールズ、そしてベラミーはピッチに立てるだろうか。
(筆:Qoly編集部 M)
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