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10月15日に開幕を控えているUAEプロリーグ。ザ・ナショナル紙のオベルジェルジュ記者は「UAE史上最高のリーグとなるだろう」と展望を語った。

「以前よりも優れたリーグになった。良い選手がいて、良い監督がいて、良いチームがある。2008年に完全にプロ化されて以来徐々に進化を遂げてきた。今年9月からは特にだ」

「今季の特徴は外国人選手の質が高いことだ。アサモア・ギャンはプレミアリーグで、グラフィッチはドイツ・ブンデスリーガで目覚ましい結果を残してきた。またダヴィド・トレゼゲ、マティアス・デルガド、リカルド・オリヴェイラ、マルセロ・オリヴェイラ、エディーニョ。ファン・マヌエル・オリベラ、マリアーノ・ドンダ、ウーゴ、マグラォン。イスマエル・バングラ、カルロス・テノリオ、シエウ、ジュリオ・セーザル……。名前を聞いただけで分かるだろう」

「これらのプレーヤーだけではない。アジア枠が採用されたことによって、アジズベック・ハイダロフ(ウズベキスタン)、ルーカス・ニール(オーストラリア)、ヤセル・アル・カフタニ(サウジアラビア)、イマン・モバリ(イラン)などもやってきた。UAEリーグのチームが外国人獲得にかけた予算の割合が27%から36%になった。9%も増加しているのだ」

「これらの優れた選手たちが、優秀なコーチによって導かれる。ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン、アル・ワスル)、ジョゼフ・ヒッケルスベルガー(オーストリア、アル・ワフダ)、フランキー・ヴェルカウテレン(ベルギー、アル・ジャジーラ)、イワン・ハシェック(チェコ、アル・アハリ)など」

「バニ・ヤスのジョルヴァン・ヴィエイラ(ブラジル)は、2007年のアジアカップでイラクを優勝させた経験を持っている」

「アル・ナスルのワルテル・ゼンガ(イタリア)はセリエAでの指導経験が長い。アル・アインのコズミン・オラロイウ(ルーマニア)はステアウア・ブカレストを優勝させており、チャンピオンズリーグでも指揮を執った。アル・シャバブのボナミンゴ(ブラジル)もマリティモを率いていた」

「唯一4シーズン全てを見てきたヒッケルスベルガー監督も『最高のシーズンとなるだろう。昨季と比べて競争の激しいリーグになるはずだ。アル・アイン、バニ・ヤス、アル・アハリが大きな投資をした。興味深いビッグネームが集まった』と語った」

「これほどまでに多くのチームに優勝のチャンスがあるシーズンはなかった。ディフェンディングチャンピオンのアル・ジャジーラ。新たなスタートを切ったアル・アイン、アル・アハリ。将来有望なバニ・ヤス。古豪アル・シャバブ、アル・ナスル、アル・ワフダ、アル・シャルジャ」

「あとは、もちろん攻撃的スタイルを貫くであろうマラドーナ監督のアル・ワスル。彼は燃えるような野心を持っている。また、アジマン、ドバイ・クラブ、エミレーツ・クラブが躍進しても、何も驚くことではない」

「唯一UAEプロリーグに求められるのは、ファンが参加してくれるかどうかだ。エティサラット・カップ一回戦(9月15日に開催された)では非常に観客数が少なかった。トレゼゲのデビュー戦であったにも関わらず。マラドーナの初陣となったアル・ワスルの試合が3000人を集めたが」

※:エティサラット・カップ一回戦の観客数は、アル・シャバブ-バニ・ヤス(823人)、アジマン-アル・アハリ(1164人)、アル・ジャジーラ-アル・ワスル(3740人)、エミレーツ-ドバイ(345人)、アル・シャルジャ-アル・ナスル(488人)、アル・アイン-ワル・ワフダ(3869人)

「サポーターのいないサッカーは、テレビの中で行われているようなものだ。静かで、寒く、淡泊だ。リーグの経営陣は必死でアピールしている。ファンがともに盛り上げてくれることを期待したい」

(筆:Qoly編集部 K)

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