ミランがアーセナルのキャプテン、セスク・ファブレガスに対してバルセロナを上回るオファーを準備していると報じられている。
イタリア王者はスペイン代表MFの獲得の為に3500万ポンドのオファーを準備していると『Daily Star Sunday』が報じており、アーセナルは受け入れる事も仕方ないとしている。24歳のセスクはここ数年バルセロナのメインターゲットであり、アーセナルのヴェンゲル監督はこの状況が続く事にフラストレーションを溜めている。
今回のミランの参入はアーセナルとバルセロナは快く思っていないはずだ。特にバルセロナにとってはオファー額の増額が必要となるためである。しかしミランがどれほどの金額を積んだとしても、セスク獲得は現実的ではないと見る考えの方が優勢だ。ミランとの関連は度々報じられてきたが、近年のミランはキャッシュを大量に消費する移籍を避け続けてきており、3500万ポンドのオファーなどは信じがたい「飛ばし」として多くのサッカーファンに受け止められてきた。また、本人はバルセロナへの帰還だけを望んでいると思われており、選手本人の意向次第では獲得競争から降りざるを得ないだろう。「ミランの中盤はベテラン選手が多いから本気だ」と『Daily Star Sunday』では報じているが、やはり現実的ではないと受け取る識者は多いのではないだろうか。
『Daily Star Sunday』はミラン側から、
「我々は(セスクの)状況を見守り続けてきた。もしファブレガスがここに来るとすれば嬉しいね。もちろんこのクラブ(=ミラン)は取引するお金を持っている」
という発言があった事をソースとしているようだが、果たして本当にセスクのミラン移籍は起こりうるのであろうか。
(筆:Qoly編集部 N)
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