ロマン・アブラモヴィッチがオーナーとなり、急発展を遂げたチェルシー。今や、国内リーグの優勝争いは当たり前のチームとなった感はあるが、彼らがどうしても獲得できないタイトルがある。チャンピオンズリーグだ。ジョゼ・モウリーニョ、ルイス・フェリペ・スコラーリ、アブラム・グラント、カルト・アンチェロッティら名将に率いられて挑戦してきたが、2008年の準優勝が最高位。後一歩のところで逃している。しかし、「彼ならばやってくれるのではないか」と胸を踊らしているブルーズ・サポーターは多いことだろう。今季から指揮をとるアンドレ・ヴィラス=ボアスは、ファンの期待感を盛り上げる発言を行った。

「チェルシーは、ここ数年の間に何度も準決勝に進出しているし、決勝戦まで到達できたこともある。優勝できない理由はない」
「(このアジアツアー中に)もう少しだけその可能性を探ってみたいと思っている。後、何人か獲得したい選手もいるから、移籍市場にも参戦しないとね。求めている選手と契約できることを祈っているよ」
「このツアーの中では、26人の選手を起用するつもりだが、終了後にもう一度再考してみる。ただ、このチームには才能に恵まれた選手が本当に多いんだ。私は、彼らの能力はまだ伸びると思っているし、そのポテンシャルを引き出したいという強い気持ちを持っている」

(筆:Qoly編集部 T)

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