マンチェスター・シティのカルロス・テベスを巡って、インテルとユヴェントスの両クラブによるイタリア・デルビーが勃発している様だ。また、テベスの古巣コリンチャンスも獲得を諦めていない。
アルゼンチン代表FWとしてコパ・アメリカに参加していたテベスだが、ベスト16でアルゼンチンが敗退した事は、本人が希望する移籍についての話し合いを加速させると思われている。テベスについてはシティが5000万ポンドを要求していると言われているが、金曜日には、コリンチャンスのアンドレス・サンチェス会長が「ユヴェントスが4500万ポンドを提示している」と語り、コリンチャンスも3900万ポンドを提示したと言われている。
以前からエトーとのトレード案など、テベスの移籍先として有力視されてきたインテルだが、週末に入って存在がクローズアップされている。その理由としては、マンチェスター・ユナイテッドのターゲットとされているMFウェズリー・スナイデルを3500万ポンドで放出する事にインテルが合意したと言われており、スナイデルの移籍金を元手にテベス獲得へ向かうという噂が浮上したからだ。
『コッリエレ・デッロ・スポルト』によれば、ユーヴェのスタッフはインテルの横やりに不快感を示していると言われている。コリンチャンスを含めた三つ巴の戦いはどのような結末を迎えるのであろうか。スナイデルの移籍を契機とした玉突き移籍が起きる可能性はゼロではないだろう。
(筆:Qoly編集部 L)
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