ニューカッスル、マンチェスター・シティ、イングランド代表監督などを歴任し、現在はサッカー解説者としてテレビなどに出演しているケヴィン・キーガンは、選手時代の恩師でもある、名将ビル・シャンクリーを引き合いに出し、「少なくともデータ上では、私はシャンクリーよりも優れている」と『Gurdian』の中で語った。

「記録を調べてみたんだが、勝率は彼よりも0.5%上回っているようだね。彼は優れた指導者であったが、※このデータにおいては私のほうが上ということだ!」

※シャンクリーの生涯勝率は49.95%で、キーガンは50.47%

「私がリヴァプールで現役の頃、シャンクスからは色々なことを学んだよ。彼が言っていたことで思い出深いのは、『もし、私が道路掃除の仕事に就いていたら、私が担当する区域の道路はその町で一番きれいな道路となっているだろう』という話だね。要は、全ては気持ちの持ちようであるということ、つまり、何事も全身全霊を賭けることが重要だということさ。実際に、私は、ありとあらゆることに熱意と情熱を持って接してきた。だから、常に前向きであったし、楽しむことも心掛けていたよ。そして、過去を振り返ることもなかったから、後悔したことがないんだ」

2008年に指揮を執ったニューカッスルを最後に、最前線から身を引いているキーガンだが、再び、その熱い気持ちをスタジアムで見せてほしいものだ。

(筆:Qoly編集部 T)

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