4月も半ばとなり、いよいよ2010-11シーズンのリーグ戦も佳境。そこで、各国リーグ上位の今後の対戦表(※4月12日時点)を確認しながら、鍵を握りそうな試合やチームを見つけていきたい。


第3弾はセリエA。表が見づらい点はまたまたご容赦を。


ミラン ナポリ インテル ラツィオ ウディネーゼ ローマ
勝ち点 68 65 63 57 56 53
CL準々決勝
シャルケ(A)
33節 サンプドリア(H) ウディネーゼ(H) パルマ(A) カターニア(A) ナポリ(A) パレルモ(H)
コッパ準決勝
パレルモ(H)
コッパ準決勝
ローマ(A)
コッパ準決勝
インテル(H)
34節 ブレシア(A) パレルモ(A) ラツィオ(H) インテル(A) パルマ(H) キエーヴォ(H)
35節 ボローニャ(H) ジェノア(H) チェゼーナ(A) ユヴェントス(H) フィオレンティーナ(A) バーリ(A)
36節 ローマ(A) レッチェ(A) フィオレンティーナ(H) ウディネーゼ(A) ラツィオ(H) ミラン(H)
コッパ準決勝
パレルモ(A)
コッパ準決勝
ローマ(H)
コッパ準決勝
インテル(A)
37節 カリアリ(H) インテル(H) ナポリ(A) ジェノア(H) キエーヴォ(A) カターニア(A)
38節 ウディネーゼ(A) ユヴェントス(A) カターニア(H) レッチェ(A) ミラン(H) サンプドリア(H)

首位ミランを追いかけるナポリとインテル。スクデットは実質3チームの争いと見られる。

この3チームの直接対決はインテル対ナポリのみで、ミランにとっては有利な展開。ただ、先日のフィオレンティーナ戦で退場したイブラヒモヴィッチを3試合出場停止で欠くことに加え(水色)、その他上位勢との対戦でも、ローマ、ウディネーゼとのアウェイゲームを残している。特に最終節では、ウディネーゼ対ミラン、その裏のユヴェントス対ナポリという“おいしいカード”が待っていることから、ここでドラマが起こるようであれば「歴史に残る優勝争い」ということになるかもしれない。

リーグ6連覇を目指すインテルにとってまず越えないければならないのは、厳しいスケジュールの中で迎える23日のラツィオ戦。昨年12月の対戦では1-3で敗れており、この試合を落とすようだと6年連続でスクデットを掲げるのは厳しくなってくるだろう。

また、後半戦、破竹の勢いで勝ち点を伸ばしてきたウディネーゼも、ここ2試合は連敗とやや息切れ。ローマ勢の2チームも決して好調とはいえないことから、現在3連勝中の7位ユヴェントス(勝ち点51)にとってもCL出場権はまだまだ現実的な目標といえる。

(筆:Qoly編集部 O)

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