マルアヌ・シャマフの加入もあり、今季は出場機会が激減しているアーセナルのFWニクラス・ベントナー。とにかく、ピッチに立つことを希望していると噂される23歳のデンマーク代表ストライカーに対しては、周囲が「既にクラブ側は1500万ポンドの値札を付けて売却準備を進めている」と書き立てるなど、退団の匂いが強くなっている。
だが、彼の実の父であり、代理人を務めるトーマス・ベントナーは否定。ニクラス自身には退団の意思がないことを強調した。
「アーセナルが売却を考え、市場価格まで設定したのであれば、それはクラブ主導の話だ。ニクラスはこのチームに残りたいと思っているからね。そういう移籍話にはまったく関心がないよ」
とはいえ、ロビン・ファン・ペルシーが負傷していた頃に一時的にしか出場機会が与えられず、半ば飼殺し状態となっている現状には本人も満足していないことは間違いないだろう。
(筆:Qoly編集部 T)
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