直近の国内リーグ5試合を1勝2分2敗という散々な成績で終え、遂にプレミアリーグの首位の座から陥落したチェルシー。この状況にはファンも黙っていられず、「昨季の優勝は偶然。アンチェロッティの実力はこんなもんだ」、「苦し紛れのロングボールばかりでつまらない」と不満を爆発させる者は日に日に増加し、集中砲火を浴びている。

この混乱の原因として、フランク・ランパードの故障離脱を上げる意見は多いが、カルロ・アンチェロッティはまずは守備陣の再建を考えているようだ。元々、DF陣の層が薄かったところにアレックスの離脱が重なり、今はブラティスラフ・イヴァノヴィッチを中央に回しているが、センターバックを本職とするトップクラスのセンターバックを望んでいるイタリア人指揮官は、オーナーのロマン・アブラモヴィッチに新戦力の獲得を要請。そして、その苦悩を理解したアブラモヴィッチも今冬に補強費を用意することを約束したようだ。

イギリス紙 Daily Starは、アンチェロッティが最も気に入っているのは、ベンフィカのダヴィド・ルイスとし、ボルトンのギャリー・ケイヒルと並行して狙うのではないかと予想。一時は、ブラックバーンの新鋭フィル・ジョーンズに興味を示していることをほのめかしていたが、今必要なものは将来性よりも即効性であり、この時期に10代の若者を獲りにいくことは考えづらいとの見解を示しているが、果して緊急事態のブルーズを救出するのは・・・。

(筆:Qoly編集部 T)

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