マンチェスター・ユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソン監督が、禁断の移籍を画策していると報じられている。ターゲットはお隣のマンチェスター・シティのMF、スティーヴン・アイルランド。
サンデー・ミラー紙は、アイルランドはマーク・ヒューズ監督からロベルト・マンチーニ監督への交代劇で失望しており、移籍の可能性を探っているという。
ユナイテッドは、アイルランドの状況をモニターし続けているが、12ヶ月前は考える事すらできなかった。何故なら、23歳のアイルランドは、シティの下部組織出身であり、シティのファンに最も愛される選手の1人であったため、移籍など許される状況ではなかった。
しかし、シティはアイルランドが移籍できるように準備している。ダビド・シルバの獲得が決まったからである。また、ヤヤ・トゥレの獲得も決まった事で、中盤の強化に成功。ロベルト・マンチーニがアイルランドを起用する可能性は昨季よりも減少すると見られている。
しかし、シティはライバルにアイルランドを売り渡す事に渋ると見られている。ユナイテッドが評価額以上の金額を提示しない限り。リヴァプールとエヴァートンのマージ-サイドコンビもアイルランドに興味を示していると言われているが、ユナイテッドほどの資金力が無いため、金銭的な争いでは勝ち目がないだろう。