CSKAモスクワに所属する、セルビア代表ウィンガー、ミロシュ・クラシッチ。

今夏にクラブを離れることはほぼ100%と言われており、その価格は1500万ポンドは下らないと予想される高額商品だが、移籍市場を賑わす注目銘柄の一人として注目を浴びている。

生粋のサイドアタッカーは世界的に人材難故、各国のビッグクラブは彼の名前は獲得リストにノミネートしているようだが、獲得争いではプレミアリーグに所属するクラブが一歩リードか。

「CSKAはW杯が終わってからクラシッチを売りたいだろう。市場価格が上昇することを狙ってね。だが、ミロシュはその前に身を固めていたいと考えている。すっきりした状態でW杯に臨みたいんだ」
「バイエルン移籍はミロシュにとってのファーストチョイスと言えるかもしれない。そこには彼の友人が多くいるしね。だが、彼が挑戦可能なリーグの中でブンデスリーガは最も下のレベルであると言える」
「ちなみに、ミロシュは『プレミアリーグが世界最高のリーグ』と考えている。ただ、強調しておきたいのは、噂されているユナイテッドからコンタクトは受けていないよ。もちろん、ヴィディッチを獲得した時のように、関心を寄せてもらってはいるようだけど・・・・」

クラシッチの代理人を務める、デヤン・ヨクシモヴィッチはクラシッチの心情を代弁したが、とりあえず、獲得レースがバイエルンvsプレミアリーグという構図になることは決定的か。

Pick Up Player
ミロシュ・クラシッチ Milos Krasic / Miloナ。 Krasiト蜀
CSKAモスクワ所属
背番号 17
1984年11月1日生まれ
セルビア
185cm / 72kg

金髪が眩しいいセルビア代表の突貫ドリブラー。トリッキーさや駆け引きの巧さで勝負するのではなく、体の幅と類稀なスピードを生かしてゴリゴリ行く突進型。元々、その才能を高く評価されていたが、2009-2010シーズンにCLの舞台で活躍したこともあり、一躍欧州のビッグクラブが関心を寄せる注目タレントへと飛躍。正確なクロスや強烈なミドルシュートも兼備していることもあり、前方にスペースさえあればCLレベルでも止められない選手となってきている。

【厳選Qoly】サガン鳥栖MF長沼洋一「WBが嫌だった」から始まった武者修行…川井健太監督との出会い、苦節8年目での二桁ゴール(インタビュー)

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら