W杯終了後、鹿島アントラーズの内田篤人はブンデスリーガに身を置いているかもしれない。
先日、C大阪の香川真司がドルトムントへ移籍することが決定したが、日本代表の右サイドバックも海外挑戦に前向きになっており、それに続きそうだ。
交渉相手は今季ブンデスリーガで2位の座についたシャルケ。同ポジションにはブラジル代表クラスであるラフィーニャが不動の地位を築いており、一年目から真っ向勝負を挑むには厳しい相手ではあるが、彼の周りでは他クラブへの移籍話も浮上しており、事の成り行きによっては、初年度から出場機会を掴む可能性もあるだろう。
しかし、この移籍話については、「日本人サポーター確保」をメインターゲットとしたものではないかという否定的な見方も存在していることも触れておきたい。というのも、同クラブは今年初頭に中国代表のハオ・ジュンミンを獲得しており、そこに日本で人気の高いプレイヤーを加えることにより、さらなるアジア市場開拓を狙っているのではないかという憶測が立ちやすい状況にあるからだ。