1st GKであるレネ・アドラーが骨折によりW杯不参加が決定してしまったドイツ代表。ヨアキム・レーヴ監督にとって守護神の離脱は頭痛の種と言って過言ではない。

アドラーの離脱により、シャルケのノイアーとブレーメンのヴィーゼが守護神の座を争う事になるが、何よりも問題が第3GKとして誰を連れていくかという問題が勃発した。ドルトムントのロマン・ヴァイデンフェラーやシュトゥットガルトのイェンス・レーマンがその候補と見られていたが、レーヴ監督は第3GKとして、バイエルンのハンス=イェルク・ブットを選ぶ事に決めたとビルト紙は報じている。

第3GKは殆ど出番が見込まれないが、2006年大会で優勝を飾ったイタリア代表では、アンジェロ・ペルッツィがその役を務め、監督、コーチと選手の間の連携を図った事で知られる。また、GKではないが、2002年大会では、アルゼンチン代表がベテランFWのクラウディオ・カニーヒアを招集。出場機会の無いままベンチで暴言を吐き退席処分という珍事が起きている。ベンチからの見守り方は数あるが、レーヴ監督は緊急事態での第3GKに何を求めるのであろうか。

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