北朝鮮はモロッコで行われたU-17女子ワールドカップで連覇を果たした。
準々決勝でU-17日本女子代表を1-5で下すと、ブラジルとの準決勝にも2-0で勝利。そして、8日に行われたオランダとの決勝戦にも3-0で勝利し、通算4度目の優勝を成し遂げた。
これまでも育成年代で強さを見せてきた北朝鮮。決勝もシュート数23対4と圧倒的な展開だった。
韓国紙『TopStarNews』は「U-17女子ワールドカップは今大会から出場国数が24に増えたが、北朝鮮は世界の舞台で競争力をまたも証明。(来年の)次回大会でも有力な優勝候補に挙げられるはず」とこの結果について伝えていた。
一方、初優勝を目指したオランダは惜しくも準優勝。
オランダ紙『NOS』は「U-17オランダ女子代表、北朝鮮との歴史的な決勝で優勝ならず。オランダの夢は終わったが、決勝進出自体が偉業だった。オランダの男女ユースチームがW杯決勝に進出したのは史上初。モロッコの首都で、王者北朝鮮が4度目の優勝を祝うなか、オランダは涙があふれたが、歴史的な大会を誇りを持って振り返ることができる」と伝えていた。
また、同じくオランダ紙『Voetbal International』は「U-17オランダ女子代表、初優勝ならず。北朝鮮が圧倒的な強さを見せつけた。前回王者はあらゆる面で支配的だった、特にフィットネスとスピードにおいて」と相手の強さに脱帽していた。