2026年W杯の予選を世界最速で突破し、8大会連続での本大会出場を決めた日本代表。
先日、2026年W杯に向けた新たなユニフォームを発表した。
キットサプライヤーのadidasは、「HORIZON(水平線)」をデザインコンセプトに設定。水平線の先にある明るい未来や無限の希望が広がる“最高の景色”(ワールドカップ優勝)を表現したデザインで、選手や日本代表チームとともに戦うすべての人々の勇気と強い意志を表すものになっている。
ひとつ前のユニフォームは、Y-3とのコラボレーションで世界的に話題になったが、最新モデルも上々の評価のようだ。
Instagramのフォロワー数582万人を誇るギア系サイト『SoccerBible』は、日本代表の最新ユニフォームについてこう評していた。
「我々は日本代表ユニフォームに常に最高のものを期待しているが、adidasがそれを裏切ったことはない。
日本に新たな深みを与える見た目だ。この国の静かなる力強さと詩的なエッジを捉えた抽象的な再構築が目を引く。
胸部にはアッシュブルーの線状のディテールが流れ、日本の地平線で空と海が溶け合うような柔らかな霞を表現している。
首の後ろには国旗が誇らしげに配置され、仕上げを飾っている。シンプルながら力強い」
日本をうまくデザインに落とし込んだとの評価のようだ。
また、adidasは、日本だけでなく、アルゼンチンやアルジェリア、コロンビア、サウジアラビア、カタールなどW杯出場国を含めた22か国の新たなユニフォームも同時に発表。
adidasのサッカー担当GM、サム・ハンディは「代表ユニフォームは、国の結束と誇りのシンボル。史上最大のW杯という舞台に立つチームは、新たな世代のファンの希望を背負うと同時に先人たちの思いを体現する。W杯はスタジアムの枠を超えた瞬間を生み出す。だからこそ、我々は各国のルーツに敬意を讃えつつ、あらゆるファンが物語の一部となる時代を祝福するデザインを考案した」と話している。
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ドイツ代表は2027年からNIKE製のユニフォームに変わるため、adidasがデザインを出掛けるのは、これが一旦ラスト。『SoccerBible』は「adidasがドイツ代表のユニフォームを担当するラストイヤーになるが、華々しく幕を閉じる。このユニフォームはレガシーへのオマージュ。過去の栄光を再構築し、新たな章へ向けられたデザイン」と評価していた。