スペイン1部レアル・ソシエダで4年目を迎えた日本代表MF久保建英。
9月の代表戦で足首を痛めると、10月に違和感が再発し、その後はソシエダで3試合で欠場することになった。
1日のアスレティック・ビルバオ戦で復帰を果たした久保は、7日のエルチェ戦に先発出場。右ウィングとして起用されると、後半19分までプレーした。
試合はホームのエルチェが後半12分に先制するも、ソシエダは敗戦濃厚だった後半44分にPKで追いつき、1-1の引き分けで終了している。
『AS』は「久保がゲームチェンジャーになろうと奮起」、『Mundo Deportivo』も「1カ月半ぶりの先発復帰。試合に入るのに苦しんだものの、DFをかわしてチーム初シュートを放つ。ただ、相手GKがスーパーセーブ。後半はチームを牽引し、64分までプレーした」と讃えていた。
久保のシュートを阻止した38歳のアルゼンチン人GKマティアス・ディトゥーロは「終盤のPKは残念だった。僕らはとてもいい試合をしていたからね。70分以降はプレーがとまってしまった」と試合後にコメント。
一方、同点のPKを決めたソシエダFWミケル・オヤルサバルは、「激しい試合だったし、感覚的には相手のほうがよかった。相手GKが素晴らしかった」と述べていた。
この後、久保は日本代表に合流し、2025年最後の代表戦(ガーナ、ボリビアとの親善試合)を戦う。