スペイン1部レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英。

在籍4年目の今シーズンは開幕戦で初ゴールを決めたものの、9月の代表戦で足首を痛めてしまった。

10月の代表戦後に違和感が再発したため、ソシエダでの3試合を欠場することになったが、このほど復帰を果たした。

その久保がソシエダの会見に臨み、様々な質問に答えた。

『Marca』などによれば、久保は足首の状態はだいぶ良くなったとしつつ、まだ本来の状態の50%ほどで、注射を打ちながらプレーをしていたというが、休むことの重要性も認識したと語っていたという。

また、久保はこうも話していたそう。

「(日本代表に違和感を抱えたまま行ったことへの批判については)

気にしない。自分のレベルをピッチで示したい。代表に合流するのは、招集されたからであり、行くのが義務。

怪我から復帰して最初の1ヶ月は、(休まずに)とにかくプレーしようと努めた。(10月に)代表に合流するまで、ソシエダの試合は1試合も欠場しなかった。

そこで回復に努めた。クラブでプレーしている限り、代表チームに招集されるのは普通のこと。代表には招集する権利があるし、クラブ側も拒否することはできない。

日本に行き、(森保一)監督と相談して最初の試合は休ませてもらった。そして、次の試合までに準備ができたら、少しプレーさせてもらうことにした。

ソシエダでプレーする時と同じように、国のためにプレーできることを誇りに思っている。

代表チームに合流し、そこで回復を目指した。そして回復したと思ったら、またここで怪我をしてしまった」

久保は9月のメキシコ戦で足首を痛めた後、ソシエダに戻ってから欠場はせずに出場を続けた。

そして、10月に代表へ招集されると、10日のパラグアイ戦には出場せず、14日のブラジル戦には54分間出場。そこで足首は回復したかに思われたが、ソシエダに戻ってから違和感が再発した。

久保は「自分を追い込みすぎたのは間違っていたのかもしれない」とも語っており、その後は状態を戻すためにも休むことを決めたようだ。

また、「(スペインで一緒に暮らしていた)弟が母親とともに日本に帰国したことが影響したのか」との指摘には「家族を巻き込むのは嫌だ。家族は大好きだけど、自分は常に自立してきた。自分のためにサッカーをしてきた。何も知らないのに、一人暮らしが僕のパフォーマンスに影響していると言う人たちは嫌だ。母や弟を巻き込むことは二度と起こって欲しくない」と答えていたという。

久保は問題なし!ホームシックを経験したスター選手、5名

18歳の弟、久保瑛史は、この夏にソシエダからセレッソ大阪に移籍した。

【厳選Qoly】なでしこジャパン、ニールセン体制での「進化」のカギを握る5名の選手