スコットランドの名門セルティックFW山田新が苦しい立場に追い込まれている。
セルティックは5日、負傷離脱中のDFキャメロン・カーター=ヴィッカーズの代わりに19歳のFWカラム・オスマンドをUEFAヨーロッパリーグ(EL)の登録リストに加えたと発表した。
セルティックは2日に行われたスコティッシュ・リーグカップ準決勝で宿敵レンジャーズを3-1で撃破。途中出場のオズマンドが延長戦で3点目の追加点を挙げ、チームの勝利を決定づけた。
この活躍により、オスマンドはELの登録メンバーに入った。カーター=ヴィッカーズの長期離脱による補充とは言え、マーティン・オニール暫定監督の下で評価が一変した格好だ。
一方で今年7月に川崎フロンターレから加入した山田は依然として出場機会を得られておらず、現地ファンからは厳しい評価を下されている。
イギリスメディア『Football Insider』は5日、山田に対する現地ファンの厳しい声を紹介した。
「山田はもう終わりだな。彼のプレーをほとんど見ていないから悪いとも言えないけど、二人の監督が使わないストライカーに150万ポンド(約3億円)もかけて獲得したなんて大失敗だ」
なお、オスマンドは6日に行われたELリーグフェーズ第4節ミッティラン戦で後半から途中出場し、ELデビューを飾った。
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スタートダッシュに失敗したセルティックで新星が頭角を現す一方で、山田にとっては正念場の時期を迎えている。