近年、スコットランドの絶対的王者としてリーグに君臨していたセルティック。しかしながら、今シーズンは長年のライバルであるレンジャーズではなく、ハーツが思わぬ伏兵として首位をキープしている。

「首位攻防戦」でもあった26日のハーツ戦で1-3で敗れて以降、ブレンダン・ロジャーズ監督の解任劇など、セルティックのクラブ周辺は険悪な空気が流れている。

そうした中、近年のセルティックの大成功の原動力でもあった日本人選手への批判も増えてきている。

特に今シーズンこれまでのような活躍を残せていない日本代表MF旗手怜央への批判が集まっている。

クラブOBである元アイルランド代表GKパット・ボナー氏は27日、BBCラジオスコットランドで旗手への批判を述べている。

同氏は「特定の選手がプレーできていない。どうすれば彼らが以前のようにプレーできるようになるのか?例えばハタテは、何度もボールを失い続けた。彼が技術的に優れた選手で質の高い選手だと思っているから批判しているわけではないが、今は本当に本当に苦しい時期を過ごしている。

どうすればそこから抜け出せるのか?努力を重ね、練習に打ち込むしかない。選手自身が解決策を見つけようとしなければならない。代わりにやってあげることはできないのだ」と苦境が続く旗手に対して厳しい意見を送った。

なぜ?日本代表、昨年一度も招集されなかった実力派選手5名

現在、セルティックと首位ハーツとの勝点差は“8”。旗手は不調から脱し、クラブの救世主となれるだろうか。

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