U-17日本代表は6日、U-17ワールドカップのグループステージ第2節でニューカレドニアと対戦し、0-0と引き分けた。
グループステージ初戦でアフリカ王者モロッコに2-0の快勝を収めた日本。2戦目の相手は、オセアニア予選を3位で通過し、初戦でポルトガルに1-6の大敗を喫したニューカレドニアとなった。
廣山望監督はモロッコ戦からスタメンを7名変更。初戦当日に北原槙(FC東京U-18)の負傷離脱で緊急招集された小林柚希(RB大宮アルディージャU18)も右のシャドーで先発に名を連ねた。
試合は開始から日本優勢の展開。序盤は前からプレッシャーもかけてきたニューカレドニアだが、日本の度重なるシュートでゴールを脅かされると、5-4のブロックを作って守りを固めてきた。
その中でもチャンスを作り続けた日本。しかし、アタッキングサードで精度を欠いたほか相手の懸命な守備もあり、なかなかゴールをこじ開けることができない。
日本は後半、初戦スタメンだった選手を次々と投入したものの、結局最後まで1点が奪えず、そのままスコアレスで試合終了。シュート本数は35:5(枠内10:1)。ニューカレドニアの選手たちはまるで優勝したかのように喜びを表した。
ただ、同じグループBのもう1試合で、ポルトガルがモロッコに6-0の大勝を収めたため、得失点差により日本のラウンド32進出はかなり有力に(グループ3位まで突破の可能性あり)。
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日本の次戦は9日、2連勝でグループステージ突破を決めたポルトガルと対戦する。