現在、カタールで実施中のFIFA U-17ワールドカップ。
グループリーグ第1節では、2-0でモロッコを破った日本を筆頭に、アジア勢は全チームが勝利をおさめる快挙を達成した。
そのなかでも特に印象的な活躍を残したチームがU-17北朝鮮代表。エルサルバドル代表と戦い、5-0の快勝をおさめた。
韓国メディア『SPOTV NEWS』によると、北朝鮮は大会初出場のエルサルバドルをスピードとプレッシャーで圧倒していたようだ。
しかしながら、試合後には“北朝鮮らしい”トラブルも発生。
試合のMVPに選出されたFWリ・カンリムは今大会の放映権を持つ中東メディアとFIFAによる英語インタビューには応じたものの、通訳を介さずにインタビューを行うことができる韓国メディアからの取材は拒否した。
また、チームを率いるリン・チョルミン監督も取材エリアには姿を見せず、取材要請にも応じていなかった。
ただ、リは韓国メディアからの勝利を祝福するコメントに対しては頷くなどの反応を見せていたようだ。
現在、グループ首位に位置する北朝鮮代表だが、次の対戦相手は強豪ドイツ。チームの真価が問われる試合となるのではないだろうか。