残り3節となったJFL。上位ではHonda FCとレイラック滋賀が激しい優勝争いを繰り広げている。
下位でも残留争いが白熱。最下位(16位)の飛鳥FCはやや離れているものの、その上は15位の横河武蔵野FCから11位のクリアソン新宿まで、勝点3差の中に5チームがひしめき合っている。
そうしたなか、14位のY.S.C.C.横浜が4日、『Y.S.C.C.に関わるすべての皆様へ』と題したリリースを発信。クラブの代表取締役を務める吉野次郎氏が以下のように綴った。
「日頃より当クラブに熱い応援をいただき、誠にありがとうございます。
今シーズンの目標はJ3復帰でしたが、その目標を達成することはできませんでした。反対に現在は『絶対残留』を目標にし、選手・スタッフはその目標を達成するために日々熱く競争を繰り返しております。
残り3試合、その目標に向かう選手やスタッフはアウェイゲームが続き、過酷な試合で勝ち点を重ねますが、応援いただける皆さまにはアウェイゴール裏と最終戦のスタンドを水色で染めて、熱い声援をお願い申し上げます。
そして、来年はクラブ設立40周年を迎えます。その年をJ3復帰への道筋として戦うためにも、残りの3試合を勝って終わりたいと思います。
Y.S.C.C.の40周年に向けて、今季最終戦で皆さまの笑顔あふれる記録をたくさん残したいと思いますので、クラブメンバー、地域連携先の方々、OB・OG、サポーターの皆さま、ご支援いただいている企業の皆さまもスタジアムにお越しいただき、応援をよろしくお願い申し上げます。
皆さまの貴重なお時間を拝借したく、選手・スタッフを応援するためにご協力をお願いします」
昨季、J3・JFL入れ替え戦で高知ユナイテッドSCに敗れ、無念のJリーグ退会およびJFL参入を余儀なくされたY.S.C.C.横浜。
12年ぶりに参戦したJFLで、一時はまさかの最下位と2年連続の降格が危惧されていたが、最近5試合は3勝1分1敗と持ち直しつつある。
1年でのJリーグ復帰の可能性こそ潰えたものの、地域リーグ降格回避へ希望は見える状況。現状の14位ならクラブ40周年をJFLで迎えることができる(15位はJFL・地域入れ替え戦へ)。
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まずは今週末の8日(土)、7位FCティアモ枚方とのアウェイゲームで勝点を上積みしたいところだ。