J2のいわきFCは4日、9月26日より開始した「いわきFC新スタジアム建設プロジェクト第1回クラウドファンディング」が、11月3日をもって募集期間を終了。
支援総額3,522万円(支援者数2,288人)で目標を達成したことを報告した。
クラブ主導で新スタジアム建設を進めているいわきFC。今年3月に新スタジアムの整備候補地をいわき市小名浜港の区域に定め、9月には特設サイトを公開した。
スタジアムは多機能型で規模は8,000人~10,000人の収容人数を想定しており、2027年に着工、2031年開幕までの完成を目指している。
この建設プロジェクトの一環として今回、第1回のクラウドファンディング「IWAKI STADIUM LABO 会員募集」が実施され、目標額の3,000万円を上回る支援を得た。
株式会社いわきスポーツクラブの代表取締役、大倉智氏のコメントは以下の通り。
「このたび実施した『いわきFC新スタジアム建設プロジェクト 第1回クラウドファンディング』において、たくさんのご支援を賜り、誠にありがとうございました。おかげさまで、目標としていた3,000万円を達成することができました。ご支援くださった皆さま、そして日頃よりクラブを応援してくださるファン・サポーターの皆さまに感謝を申し上げます。
本プロジェクトは、単に資金を募ることが目的ではなく、スタジアム建設のプロセスを一人でも多くの方と共にしたいという想いで実施しました。おかげさまで、開始から多くの皆様にご賛同いただき、続々とご支援が集まりました。皆様の期待の大きさを実感し、身の引き締まる想いです。
今回皆様から寄せられたお金は、これから着手する計画や設計などの資金として、大切に使わせていただきます。また、今回ご支援いただいた皆様には、「IWAKI STADIUM LABO 会員」として完成までのプロセスをぜひ色々な形でご一緒いただきたいと思います。
ここからがスタートだという思いで、引き続き地域の皆さまと歩みを共にしながら、プロジェクトを推進して参ります。
改めまして、すべてのご支援者の皆さまに心より御礼申し上げます。
今後とも、いわきFCへのご声援をよろしくお願い申し上げます」
なお、いわきFCは2日(日)に行われたホームでの藤枝MYFC戦にて、明治安田生命保険相互会社がいわき市へ「いわきFC・新スタジアム建設プロジェクトに係る企業版ふるさと納税」として実施した2,500万円の寄付金贈呈式も行っている。
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現在4連勝中の9位とJ1昇格争いに踏みとどまるいわきFCは今週末、9日(日)に14位のブラウブリッツ秋田とアウェイで対戦する。