2025年シーズンのJ1リーグは、残り3試合と佳境を迎えている。
同じく春秋制の韓国Kリーグもシーズン終盤を迎えるなか、『CIES』が興味深いスタッツを紹介していた。
日本と韓国のリーグにおいて、チームメイトと比較して最も優れたパフォーマンスを見せている23歳以下の若手選手をランキングしたものだ(対象は450分以上プレーしている選手)。
その上位10人がこちら。
1位 1.15 鈴木章斗(湘南ベルマーレ、22歳FW)
2位 1.12 ソ・ミョンガン(蔚山、22歳DF)
2位 1.12 工藤 孝太(ファジアーノ岡山、22歳DF)
4位 1.09 諏訪間 幸成(横浜F・マリノス、22歳DF)
4位 1.09 中野伸哉(湘南ベルマーレ、22歳DF)
6位 1.08 佐藤龍之介(ファジアーノ岡山、19歳MF)
7位 1.07 山根陸(横浜F・マリノス、22歳DF)
7位 1.07 新井悠太(東京ヴェルディ、22歳MF)
9位 1.06 イ・スンウォン(金泉尚武、22歳MF)
9位 1.06 森壮一朗(名古屋グランパス、18歳DF)
8人がJリーガーという内訳になった。
すでに日本代表デビューも果たしている佐藤龍之介らを上回って1位になったのは、今シーズンから湘南の背番号10とキャプテンを託された鈴木章斗。
昨シーズンはJ1で10ゴールとブレイクし、今シーズンも7得点をマークしている。
ただ、湘南は鈴木淳之介や福田翔生ら主力選手たちが夏に海外移籍したこともあり、19位と低迷し、来シーズンのJ2降格が決まってしまった。
そのほか、現時点で、東京Vは14位、岡山は15位、名古屋は16位、横浜FMは17位だが、若手の台頭は今後に向けた明るい兆しといえるだろうか。
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なお、CIES(国際スポーツ研究センター)は、FIFAなどの共同事業として1995年に創設された機関だ。