Jリーグの直下に位置する全国リーグ、日本フットボールリーグ(JFL)は週末に第27節が各地で開催。

2位のHonda FCは1日、沖縄SVとホームのHonda都田サッカー場で対戦し、3-1の勝利を収めた。

16分に岡﨑優希のPKで先制したHonda。前半のうちに同点に追いつかれたものの、後半に入ってすぐの49分に岩切拳心、52分に石原央羅がゴールを決めて勝ち切っている。

また、同日行われたクリアソン新宿とレイラック滋賀の一戦では、首位の滋賀が後半アディショナルタイムの失点でまさかの引き分け。この結果、滋賀とHondaの間にあった勝点2差がなくなり、得失点差でHondaが首位を奪還した。

滋賀は、9月25日に開催されたJリーグの理事会において、2026特別シーズンのJ3クラブライセンス交付を発表。10月に入ってJFL首位に浮上し、観客動員等の諸条件も問題がないことから、そのまま優勝すればJ3最下位との入れ替わりで自動昇格(参入)できる立場だ。

しかし、滋賀が現状の2位に終わった場合、自動昇格は消滅。HondaがJ3クラブライセンスを持たないことから、滋賀とJ3最下位の間で入れ替え戦が実施されることになる。

JFLは残り3節。優勝の可能性はHondaと滋賀の2チームにほぼ絞られており、最下位アスルクラロ沼津を筆頭にJ3残留争いクラブのファン・サポーターはしばらく自チームとともにHondaの試合結果に注目することになりそうだ。

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JFLは今週末、第28節が開催。Honda FCは8日(土)にアウェイで横河武蔵野FCと、レイラック滋賀も同じ日にホームでFCマルヤス岡崎と、いずれも残留争いの渦中にあるチームと対戦する。

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