日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダ。
1日に同じバスクを本拠地とするアスレティック・ビルバオとのバスク・ダービーを戦う。
ソシエダはその試合に向けたメンバーを発表し、久保も名を連ねた。
久保は在籍4年目を迎えたソシエダで開幕戦ゴールを決めたが、9月の代表戦で足首を負傷。10月のブラジル戦を終えて、スペインに帰国した後に違和感を再燃させたことで、ここ3試合は欠場を余儀なくされていた。
久保がメンバー入りするのは4試合ぶりとなるが、『AS』によれば、セルヒオ・フランシスコ監督は、こう話していたそう。
「(久保がメンバー入りしたが、プレーする準備はできているのか)
メディカルチーム、本人、スタッフたちは、タケの状況に1か月半ほど取り組んできた。
彼をトレーニングに復帰させることができた。足首は大丈夫だろう。グループトレーニングもいくらかこなしており、明日に向けた準備は整っている。
(久保の心境は?)
彼はこのダービーにとても意欲的だ。嬉しいはずだが、怪我があったこの1カ月は、本人にとって嬉しいものではなかった。『そこにいるけれど、本当はいない』ような感覚だ。
彼は怪我や不快感と折り合いをつけなければいけなかったが、今週は違った表情、笑顔が見られた。明日に向けては気持ちが違う」
足首の状態は改善したようで、久保は笑顔も見せていたとのこと。久保はビルバオとの対戦で3勝2分5敗という成績ながら、これまで2ゴールを決めている。