今夏にJ1川崎フロンターレからプレミアリーグの名門トッテナムに移籍した日本代表DF高井幸大。

高井は、身長192cmの長身で、足元にも優れた日本期待の大器だ。トッテナムは彼を獲得するのにJリーグ史上最高額となる500万ポンド(約10億円)の移籍金を支払ったとされている。

ただ、高井はいまだに新天地でのデビューを果たせていない。加入後に足底筋膜炎(足底腱膜炎)による離脱を強いられ、プレシーズンツアーにも参加できなかった。

クラブ公式によれば、トーマス・フランク監督は、高井の現状についてこう説明していた。

「幸大は大腿四頭筋に問題がある。彼はもうすぐトレーニングを始める予定だ」

『football.london』によると、フランク監督は「高井の問題は?同じ足に問題があるのか」という質問に対して、「大腿四頭筋だ。近いうちにトレーニングに復帰する予定」と答えていたという。

大腿四頭筋は、太もも前部の筋肉(ハムストリングは太ももの後ろ側)。足底筋膜炎とは別の問題を抱えていたようだ。それでも練習復帰には近づいているという。

Jリーグ史上最も移籍金が高額だった日本人TOP10

高井は日本代表にとっても重要な存在なだけに、早い復帰を願うばかりだ。

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